『ケン・フィッシャーのPSR株分析』を読みました

結構前に買っていたのですが、読むのが面倒で放置していました。もっと早く読んでおけば良かったと後悔してます。


PSRとは、株価売上高倍率のことです。1年の時価総額を売上高で割って算出します。PERの売上バージョンですね。『良い企業の株をPSRが低い時に買うことで大きな利益を得ることができる』と言うのがこの本の内容です。

バフェットの投資術と似通っています。僕は(自称)バフェット流投資も一部行っているので、すんなり理解することができました。

バリュー投資を行う人にとてもおすすめな一冊です。


バフェット投資に似ていると言いましたが、決定的に違っているのが『使う指標』です。バフェットはPERを使いますが、ケン・フィッシャーさんは、本のタイトルにある通りPSRを使います。

なぜPSRを使うのかというと、PERで使う純利益は変動が大きいのに対し、売上は大きく変わらないから、というのがその理由です。

売上が変わらないのに会社に問題が起きたことで純利益が下がった。それに市場が反応し、株価は下がる。そうするとPSRの分母である売上高が同じで、時価総額が小さくなるのでPSRが小さくなります。

このような、問題が起きた優良企業を低PSRで買う、というのが本書の投資法になります。このような期間をグリッチと呼んでいます。基準は0.75倍以下がベスト、1.5倍以上は避ける、となっています。

この本を読んで、そういえばあの企業はグリッチの期間に投資したから成功したんじゃないかという例がありました。


良品計画

はい、みんな大好き無印良品を運営している良品計画ですね。2018年に4000円の高値をつけてそこから下降トレンドに突入しました。この時から在庫が増え始めたのが原因みたいです(面倒なのでちゃんと調べてません、間違ってたらごめんなさい。)

この在庫過剰の問題でグリッチが生まれ、(コロナの影響もありましたが)2020年3月には株価が1000円を切りました。

良品計画にはブランド価値があり、PERも10倍ほどになっていたのでバフェット銘柄に当たると考え、僕は平均取得価格1306円で300株買いました。この時のPSRを計算してみると、0.75倍とかなり割安な基準で買い時だったといえます。

2021年1月16日現在、株価は2300円を超えており、かなりの利益がでてます。オイシイ!!

しかもこれ、コロナ特需で上昇していて、在庫過剰の問題はまだ解決してないので、上げ幅がまだあると思っています。なんか家具のサブスクも始めるみたいなので、今後にも期待してます。すごく利確したいのは内緒。


あともう一つ、グリッチに見舞われていると思っている企業を1つ紹介します。

シェアリングテクノロジー

多角化に失敗(俗に言う多悪化)して赤字になっている企業です。現在は本業に専念し、今季から黒字予想を出しています。

この企業は多悪化と言うグリッチに見舞われていると考え、この前1000株購入しました。

この企業のPSRは1.3倍となっています。ちょっと高いですね。ただPERを見ると13倍と割安なので購入しました。多分このように主にPERで判断して、PSRは補助的に使う、という風になるかなと思っています。


最後に少し前の記事でおすすめしたJALCOホールディングスをPSRで分析してみましょう。

PERは16倍とまあまあの水準ですが、PSRはなんと7倍以上になっています。本には『PSR3倍以上は絶対に買ってはいけない』と書いてあります。

これを考えるとすぐ売るべきですね。

これはPSRを使った分析で気づいた時にしたツイートです(そもそも業界別PERで判断しろって話ですが。。。)

これ、どうしようかなって考えてます。実際危ないと思うんですが、今のところ利益でてるし、205円で1000株持ってるだけなのでとりあえずいいかなと思ってます。

(追記)

売りました。

https://machikado-investor.com/archives/223JALCOホールディングスを利確しました


というわけで『ケン・フィッシャーのPSR株分析』でした。

ほんとに良本なのでたくさんの人に読んで欲しいです。ではまた。

最近利確もしてないので読書感想しかブログにしてなくていつネタ切れするかビクビクしてます。これからは買った時もブログに書いていこうかなと思ってます。